金庫鍵開け業者の選び方

業者さん

金庫は時として何らかの理由によって鍵が開かなくなってしまうことがあります。その理由としては、鍵を紛失してしまうことや、暗証番号を失くしてしまうこと、鍵穴が物理的に塞がってしまって鍵がささらなくなってしまうことなど非常に多種多様です。このような点から、鍵が開かなくなってしまった場合、金庫を所有している個人での鍵開けは不可能な状態になりますので必然的に業者に依頼をして鍵開けをしてもらう必要が出てくるでしょう。しかし、鍵開けの業者は数多くあり、どのような業者に依頼をすれば良いのかわからないという問題点が挙げられます。では金庫鍵開け業者の選び方として最善の方法はあるのでしょうか。

まず金庫鍵開けの業者を見極めるポイントとして挙げられるのが、どれだけの業務実績を上げているかです。金庫の鍵開けを請け負っていると看板を掲げていたとしてもどのような鍵開けにでも対応できるかどうかについてはピンキリです。そのため、どのような鍵開けでも対応できますとか、これだけの鍵開け実績がありましたという一文がホームページなどに記載されているかどうかが重要な見極めポイントとなるでしょう。
(参考:金庫の鍵番号を忘れてしまいました。

また、上記のポイントに加えてさらに業者を選ぶ際のポイントとしては料金面が考えられます。鍵開けの作業に関する料金はできるだけ安いのが望ましいですが、あまりにも安すぎる場合は基本料金の値段でありそこにオプションとして次々と加算されるような作業料金のプランであったり、作業内容が杜撰である可能性がありますので、ほどほどの料金設定をしている金庫の鍵開け業者を選ぶのが無難です。

以上のポイントに留意してみれば、金庫鍵開けの業者を確実に選ぶことができるようになるでしょう。闇雲に業者を選んでしまうと鍵開けができなかったり、不当な料金を請求されるケースもありますが、これらに気をつけておくだけでそのようなリスクを低くできますのでオススメです。

金庫ごと盗まれないようにするには?

金庫を盗む人

うちの自治会内の一軒のお宅が空き巣に入られたそうだ。でもそれを聞いた自治会内の殆どの人が思ったに違いない。「あの家が?隣じゃなくて?」空き巣に入られた家は、大きくもなく小さくもない、ごくごく普通の家だ。車も国産車だし、それほど高価なものを置いてあるような家には見えない(失礼を承知で言うが)。だがそのお隣の家は自治会内で一番の豪邸で、車もお外のものだし、いかにもたくさんお金を持っています、という感じのする家なのだ。

でも実際の被害額を聞いて驚いた。うちの家のローンが一発で返せる上にお釣が来るくらいの金額だったからだ。どうしてそんな大金を家に?と思っていたら、家にあった金庫に全財産をいれておき、金庫ごと盗まれたのだそう。それは…心中察するにあまりある。

我が家でもちょうど金庫の購入を考えていたところで、ほぼ決めかけていた金庫があったのだが、やっぱり考え直すことにした。
(参考:使わなくなった古い金庫はどう処分すればいいのですか?

家の中で持ち運べるタイプのものにしようとしたけれど、それだと空き巣に簡単に持って行かれると思ったからだ。

金庫ごと盗まれないようにするためには、どうしたらいいのだろう。調べてみたら据え付け型の金庫も売っているそうで、これだと簡単には持って行かれないらしい。同じ空き巣に同じ被害に遭うとも限らないので、私たちはその金庫にしようということになった。家のローンを一発で返せるほどの財産はないけれど、子供たちの大学費用や何かあった時のための大事な資金であるのに代わりはない。きっと金庫の大きさの割に中身がスッカスカになりそうな気もするが、失ってしまうよりはずっといいんだろうと思っている。

意外と知らない?金庫の種類!

めずらしい金庫

今まで金庫を持っていなかった人でも、これから金庫を購入したいと思う人がいるかもしれない。もしくは今までずっと金庫を使用していたけれど、そろそろ買い替えを検討しているという人もいるかもしれない。その際一番気になるのが、どんな金庫を買えばいいの?ということではないだろうか。金庫と言っても色々な種類があるんじゃないの?用途によって違うんじゃないの?どういう金庫を買えばいいの?そんな疑問をお持ちの方もたくさんいることだろう。

意外と知られていないことだけど、金庫の種類は大きく分けて二種類ある。火災などの災害対策として使用される「耐火金庫」と、盗難などの犯罪を防ぐことを目的として使用される「防盗金庫」の二種類だ。
耐火金庫はビル火災や地震の衝撃、その二次災害として起こる火災から守ることを目的とし、0.5時間から4時間にわたる耐火試験や9.1mの衝撃落下試験などの基準を設けている。
(参考:金庫の鍵の複製は可能ですか?

そして防盗金庫は盗難などの犯罪を防ぐことを目的とし、ドリルなどの工具を使った破壊行為やバーナーでの熔断に耐えられるかをテストしている。

そしてそもそも金庫とは、これら二つの性能のどちらも持ち合わせてないといけないことになっている。もし防盗性能のみで耐火性能が無い場合、それは金庫とは呼ばず防盗庫と呼んで区別する。つまり耐火金庫は、防盗性能を含んでいるが耐火性能に重きを置いていて、防盗金庫は、耐火性能を含んでいるが防盗性能に重きを置いているということだ。

だからお住まいの状況に合わせて、どちらの方がより自分の家には重要かということを念頭に選んでもらえれば間違いないはずである。

使わなくなった古い金庫はどう処分すればいいのですか?

古い金庫

家に父が20年前に買った古い金庫があります。使っていた父も他界してしまい私は特に使う必要性も感じなかったのですが、結構大きなもので使わないまま置いておくのも邪魔になるだけだったのでしばらくは大事な書類や通帳などを入れておくようにしました。耐火金庫なので家が火事になっても安心だと思っていたのですが、よく調べてみると耐火金庫の耐用年数は20年だそうで、それを過ぎると耐火としての機能はあまり意味をなさないとわかり、じゃあ場所を取るだけ邪魔になるので処分しようとなりました。

ですがいざ金庫を処分しようと思っても、粗大ゴミでは受け付けてもらえず、専門業者に引き取ってもらうにしても引き取り金額は一律ではないそうで、金庫の大きさや状態、年式などで変わってくるようです。

一応どこも壊れてはいない金庫ではあるけれど、金庫の処分費用は1kgいくらという計算になるそうで、重い金庫なため処分費用とさらに運搬料もかかり、査定してもらうと結構な金額になってしまいました。金額と邪魔さやその他諸々を天秤にかけそれだけのお金を払ってでも引き取ってもらうか悩んだのですが、火事にはあまり役には立たなくなってしまったけれど結局まだ壊れているわけではないので防犯用金庫として使っていくことにしました。

金庫の鍵の複製は可能ですか?

鍵の複製

金庫を共有して使用するような場合は、金庫の鍵もまた共有する必要がでてきます。そのような場合には、鍵の複製を行わなければならないでしょう。しかし、この鍵の複製、金庫の鍵の場合は可能だろうか?という疑問が浮かんでくるのも無理はありません。というのも、普通の玄関の鍵などであれば簡単に複製ができますが、金庫の鍵の複製についてはそれほど行われていないからです。では現実的に金庫の鍵の複製はできるのでしょうか。

金庫の鍵の複製は、ものにも寄りますが作成が可能です。ものによるというのは、ディンプルキーのような特殊なタイプの鍵を使用しているような場合であれば、複製を行うのが難しいということもあるからです。しかし、このような特殊な鍵を使用しておらず、比較的通常の鍵のタイプであれば簡単に複製を作成することが可能なので、ホームセンターの合鍵作成コーナーや鍵の複製を専門的に行ってくれている鍵屋さんなどに依頼をすることでできるでしょう。

詳しくはこちらの記事へ
→ どんな金庫でも開けられるの?

しかし、金庫の鍵の複製も限度がありますので、特定の鍵については完全に複製ができないという場合もあるのでご注意ください。その鍵の種類としては、ダイヤルタイプの鍵、そして指紋認証などの鍵が複製は不可能と考えられるでしょう。これは当然のことながら、ダイヤルも指紋も複製をしたくてもできないものだからです。また、かなり古い形式の金庫であっても、合鍵作成のノウハウがなくなっているような場合はそれができないということも考えられますので注意しておいてください。

金庫の共有使用はどのような家庭、そして企業でも行うものですから、できるだけ鍵の複製は行っておきたいと思ってしまうものですよね。複製ができるのかついつい気にしてしまう方も多いと思いますが、上記のように普通の金庫の鍵であれば簡単に複製ができますので、必要であれば今すぐにでも鍵の複製を行い、金庫の共有使用ができるようにしておきましょう。

金庫の鍵を無くした時に鍵開けを依頼したらいくらぐらいで開けてもらえるの?

金庫とお金

金庫を使用している方であれば、その鍵の保管を怠ることはあまりないと思います。しかし、どれだけしっかりと鍵を保管していたとしても、それを紛失してしまうケースは起こり得ることでしょう。さて、金庫の鍵を無くしてしまった場合、その対応策の最たるものとして鍵屋さんに鍵開けを依頼することが考えられると思いますが、この鍵開けを依頼した時にどのぐらいで開けてもらえるのでしょうか?おそらく金庫の鍵を無くしてしまうと不安を抱えている人としては、その点についてかなりの興味があるはずです。

実際に鍵屋さんのホームページなどを見てみると、金庫の鍵開けを依頼した場合、通常の鍵であれば1万円以下で開けてもらえることが多いようです。そのため、最安で8000円台の料金でも鍵開けは可能ですので、比較的安価に鍵を開けることができると認識していて良いでしょう。ただ、これは小さい金庫に限定したことですので、鍵開けを依頼する金庫が大きくなっていくにつれて金庫の鍵開けの料金も高くなっていく傾向にはあります。
(参考:防火金庫と耐火金庫、どう違うのか知りたい

そのため、かなり大きな金庫を開ける場合は、1万円以上の料金がかかってしまうことを考えておかなければなりません。

また、金庫に使用されている鍵の種類によっても鍵開けの料金は変わってきます。特に仕掛けのないような単純な鍵であれば最安の料金で鍵開けを行ってもらえるものの、ディンプルキーのようなピッキング対策がなされた金庫の場合は簡単には開けられないという特性があることから、やや高い料金が設定されていますのでその点にも注意が必要です。

金庫の鍵開けはイメージとしてはかなり高額な料金を請求されてしまうと思ってしまいがちですが、実際に調べてみると案外安い料金で行ってもらえることがわかりました。そのため、もしも金庫の鍵を紛失してしまったような場合でも、ためらうことなく金庫の鍵開けを行い、早急に対策を行うようにしておきましょう。

磁石で開くタイプの金庫がかつて存在した

磁石で開く金庫

今金庫といえば、ダイヤル式や鍵で施錠する、もしくはその両方でロックをかけるタイプが主流だと思います。実は昔にはそれとは異なるタイプの金庫も存在したのです。

その一つがマグネット式の金庫です。マグネット式とは磁石の力を利用して金庫の扉を開け閉めするタイプの金庫です。

操作も非常に簡単で金庫の錠前の部分にマグネット式のキーをあてるだけで簡単に鍵を開けることができるのです。

通常金庫は簡単に開けることができないように、セキュリティ性の高い鍵を用いるだけでなく鍵をいくつも用意して簡単に鍵を開けることができないようになっているのです。

それなのにこんなに簡単に開閉することができるマグネット式タイプの金庫を利用するメリットがあるのかと疑問を覚えるでしょう。
(参考:【豆知識】意外と知らない金庫の種類

マグネット式金庫にも利用するメリットはあります。まずは金庫の開閉回数が多い場合は、鍵の開閉が楽になる点です。

使い方に寄って金庫の開閉回数は異なりますが、頻度が多いと毎回開錠するのに時間がかかるようでは急ぎの時などに困ります。その点マグネット式の金庫なら鍵を近づけるだけで開けることができるので、開錠時にも時間がかからないのです。

他の鍵と間違えにくいこともマグネット金庫のメリットだと言えます。いろいろな鍵をたくさん持っていてしかも一か所に鍵をいくつも保管しておくと、どれが何の鍵だかわからなくなってしまうことがあります。しかしマグネット式の鍵であれば間違えにくいので、金庫の鍵だとすぐにわかります。

金庫の鍵を失くしても自分で開けられますか?

自分で金庫を開ける

長年金庫を使用していると、その鍵の保管を怠ってしまって紛失してしまうということもあるかもしれません。実際に全国各地でこのような金庫の鍵を失くしてしまうという話はありますので、金庫を保有している方々の数パーセントは現実的に金庫の鍵をなくしているのでしょう。さて、金庫の鍵をなくしてしまうと金庫を使用することができなくなってしまいますが、それは絶対に防ぎたいものですよね。では金庫の鍵を失くしても自分で開けられるのでしょうか?金庫が使えなくなると困りますので、金庫を自分の力で開けられるかという質問が出てくるのも無理はないと思います。

では鍵を失くしたとしても自分で金庫を開けられるかというと、無理だと言っておいた方が良いでしょう。なぜ無理なのか、そしてそう言っておく方が良いのかは、金庫の鍵の複雑さがポイントとしてあるからです。金庫に搭載されている鍵は、普通に考えて鍵がなければ開くことができませんので、その鍵を新しく作るかもしくは鍵を無理やり解錠する方法を用いるかという二つの方法しか道がないと考えられるでしょう。

しかし、新しく鍵を作るというのはマスターキーがなければできませんので、鍵を紛失している状態では無理な話です。また、鍵を無理やり解錠する方法、いわゆるピッキングを行うにしても一般人はその技術を身につけてはいないですし基本的にピッキングは行ってはいけないものですから、結果的に金庫を開けるのは無理だという結論に至ります。

この結論から、金庫の鍵を失くしたならば、まずは鍵屋さんなどの第三者でなおかつ鍵についての専門的技術を保有する人間に作業を依頼する必要があります。作業を依頼すれば、簡単な鍵であればすぐにでも鍵を開けてくれますし、金庫の鍵の複製も鍵穴の状態を読み取ることによって作成をしてくれる業者さんもいますので安心です。そのため、鍵を失くしたなら自分で開けずに業者に頼むようにしましょう。

防火金庫と耐火金庫、どう違うのか知りたい

防火

夫が東北に転勤することになった。私や子供たちは関東に残ろうと話していたけれど、どうやら夫が帰って来られるのは4年ほど先の話らしい。散々迷い、散々話し合った挙句、私たちは夫と一緒に東北に移り住むことになったのである。私の中で東北地方というのは何となく寒くて暗いイメージ…夏の旅行にはいいけれど、という感じだったので、はっきり言って心細くて仕方なかった。友達が一人でも住んでいればまだ心強かったのかもしれないが、北海道や北陸地方には何人か友達がいるというのに東北地方には一人もいなかったことも、私を落ち込ませたのである。

会社の社宅に住むことになっているのだが、誰も信頼できる人もいないし、どんな人が社宅にいるかもわからないので、金庫を買いたいと夫に伝えた。私の不安が少しでも和らげばいいと思ったのか、夫は反対しなかった。社宅に引っ越してすぐ、私たちは金庫を選ぶことになったのだが…。

金庫と一口に言ってもものすごくたくさんの種類の金庫があるのだということがわかった。
(参考:金庫の鍵を失くしても自分で開けられますか?

安いもの、高いもの、持ち運び式のもの、据え付け型のもの、鍵式のもの、テンキー型のもの、ダイヤルタイプのもの…しかも防火金庫と耐火金庫と書かれているものがあって、これらの違いは何なのだろうと頭を抱えてしまった。メーカーによって呼び方が違うだけ?それとも何か決定的な違いがあるのだろうか。調べてみたけれど明確な違いはなく、ただ日本語として防火よりも耐火の方が上であるようであった。耐火の方が中からと外からの火に耐えられるものであり、防火の方は外側からなど一方からの火を防ぐもの、という位置づけらしい。中から発火することなんてあるんだろうかとも思うけれど。

結局耐火と書かれていた大型金庫を購入することにした。金庫なんていらなかったね、と笑い話にできるくらい、安心して暮らせる日がくればいいのだけれど。

どんな金庫でも開けられるの?

どんな金庫も開ける

金庫の鍵をなくしてしまった、もしくは金庫のダイヤル番号を忘れてしまった、そんな時はかなり焦ってしまうのではないでしょうか。というのも、それらがなければ金庫を解錠することができませんので、金庫の中に保管しているものを取り出せなくなってしまうからです。しかしご安心ください、この世の中には鍵屋さんという存在があり、そして金庫の鍵開けなども請け負ってくれます。そのため、もし金庫にこれらのトラブルが起こったとしても、鍵屋さんに依頼をしておくと安心だと言えるでしょう。ですがここである疑問が浮かんできますよね、それはどんな金庫でも鍵屋さんなら開けられるの?という疑問です。

その疑問に単刀直入にお答えするとすれば、どのような金庫でも開けられるわけではありません。これは期待はずれな返答になってしまったかもしれませんが、事実ですのでご了承ください。ですがどんな金庫でも開けることはできないといっても、現存しており日常的に使用されている金庫であれば基本的に開けることは可能です。
(参考:意外と知らない?金庫の種類!

ではどのような金庫は鍵屋さんでも開けられないのかというと、ロストテクノロジーのように鍵開けの技術が失われてしまったようなかなり昔の金庫、そして銀行などの公的機関に設置されているかなり厳重なセキュリティの金庫などが挙げられます。これらの例を挙げると、鍵屋さんでも開けられないのは当然であると理解できるのではないでしょうか。

そして逆に言ってみれば、上記で示したような開けられない金庫以外のものであれば、基本的には鍵屋さんで解錠することが可能です。そのため、もし自宅や職場などで使用している金庫に鍵が開かないようなトラブルが起こっても安心して依頼することができます。

金庫の鍵が開かない系統のトラブルはかなり面倒ですし、最悪は金庫ごと破壊しなければならないと考えてしまうかもしれませんが、そこまで実行する前にまずは鍵屋さんに相談してください。