意外と知らない?金庫の種類!

めずらしい金庫

今まで金庫を持っていなかった人でも、これから金庫を購入したいと思う人がいるかもしれない。もしくは今までずっと金庫を使用していたけれど、そろそろ買い替えを検討しているという人もいるかもしれない。その際一番気になるのが、どんな金庫を買えばいいの?ということではないだろうか。金庫と言っても色々な種類があるんじゃないの?用途によって違うんじゃないの?どういう金庫を買えばいいの?そんな疑問をお持ちの方もたくさんいることだろう。

意外と知られていないことだけど、金庫の種類は大きく分けて二種類ある。火災などの災害対策として使用される「耐火金庫」と、盗難などの犯罪を防ぐことを目的として使用される「防盗金庫」の二種類だ。
耐火金庫はビル火災や地震の衝撃、その二次災害として起こる火災から守ることを目的とし、0.5時間から4時間にわたる耐火試験や9.1mの衝撃落下試験などの基準を設けている。
(参考:金庫の鍵の複製は可能ですか?

そして防盗金庫は盗難などの犯罪を防ぐことを目的とし、ドリルなどの工具を使った破壊行為やバーナーでの熔断に耐えられるかをテストしている。

そしてそもそも金庫とは、これら二つの性能のどちらも持ち合わせてないといけないことになっている。もし防盗性能のみで耐火性能が無い場合、それは金庫とは呼ばず防盗庫と呼んで区別する。つまり耐火金庫は、防盗性能を含んでいるが耐火性能に重きを置いていて、防盗金庫は、耐火性能を含んでいるが防盗性能に重きを置いているということだ。

だからお住まいの状況に合わせて、どちらの方がより自分の家には重要かということを念頭に選んでもらえれば間違いないはずである。